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背中を押してくれた人

ダイビングコンピューター(ダイコン)初めてのダイブコンピューター

私には、15歳ほど年の離れた友人、Hさんがいます。
元上司でもあり、今はビジネスパートナーでもあり、
かつては飲み友達、今では親友と言っても過言ではない、
とてもお世話になっている方です。

Hさんはインストラクター経験も長く、さまざまな海で潜ってきた経験豊富なダイバーです。
密猟者を捕まえるボランティア(!?)をしていたこともあるほど、海に深く関わってきた人です。

ですが、10年ほど前に身体が不自由になり、もう海に潜ることは叶わなくなってしまいました。

そんなHさんに、
「今年、Cカードを取ろうと思います。」
と打ち明けると、とても喜んでくれました。

そして、たくさんの海の話をしてくれて、私の「やってみたい」という気持ちを後押ししてくれました。


独身時代から、私はおひとり様行動が板についていて、
ラーメン屋でも寿司屋でも飲み屋でも、ふらりと一人で入ってしまうタイプです。

それでもダイビングとなると、いろいろな心配がありました。

「一人で行ったらショップに迷惑なんじゃないだろうか」
「複数人で参加する方がショップ的には嬉しいのでは?」

そんな心配をしていた私に、Hさんは言いました。

「そんなことないよ。昔から女性は一人でライセンスを取りに来る人も多かったよ。」


私のウジウジした心配も、Hさんは一つ一つ軽くしてくれました。


「さすがにこの年で挑戦するのは遅いんじゃないかな」

Hさん
「いやいや。若い時のノリで取りに来る子より、大人になってからライセンスを取る人の方が、
リピートしてくれる人も多いし、勉強熱心だし、長続きする人が多かったよ。」


「シリンダー(タンク)が重くて動けなかったらどうしよう」

Hさん
「大丈夫大丈夫。おじいちゃんおばあちゃんでも潜れるんだよ。
運動神経なんかほとんど必要ないから心配しなくていい。」


「海が好きな人ってパリピっぽいイメージがあるんだけど…(←完全なる偏見)
私はワイワイするの苦手だし、人間関係うまくやれる自信がない」

Hさん
「それはショップによるかもしれないけど、いろんな所に行って自分に合う場所を見つければいいよ。
行ってみれば分かると思うけど、ダイビングやってる人って上品で親切な人が多いよ。」

「一人で行っても、バディを組んだ人と仲良くなることもあるし、インストラクターと組むこともある。
他にも一人で来ている人もいるから、全然問題ないよ。」


こうして、私の心配事はすべて解決していきました。

Hさんは最後にこう言ってくれました。

「ダイビングが好きな人って、環境問題にも関心がある人が多いし、上品で優しい人が多いよ。
だから安心して行っておいで。」

それらの言葉で、私は
「そっか、一人でもいいんだ」
と、ほっとして、思い切って挑戦することができました。

Hさんとの出会いは、本当にありがたいものだと思っています。


目次

ダイビングコンピューターのプレゼント

沖縄へ行く1週間前、Hさんから贈り物をいただきました。

それは、ダイビングコンピューター(ダイコン)でした。

「こんな高価なもの受け取れない」と、一度はお断りしました。

するとHさんは、こう言いました。

「俺はこんな体になってしまって、もう海に行けない。
でも、君のおかげで海のことをたくさん思い出した。」

「思い出を思い出している時間が、今すごく楽しいんだ。」

「今まで15年以上の付き合いだけど、何もプレゼントをしたこともなかったし、
海に潜る記念に何か贈りたいと思ってずっと考えていたんだけど…」

「命を守ってくれるダイコンが一番いいと思ったんだ。」

そして最後に、こう言いました。

「俺はもう海に行けないから、このダイコンで俺も海に連れて行ってくれ。
そして海の話を聞かせて。」

「海へようこそ!」


もう、こんなこと言われたら泣いてしまいますよね。

私はこのダイコンを大切に使うと約束しました。

そして、なるべく多く、長く海に潜ろうと思いました。

Hさんがプレゼントしてくれたダイコン で、でかい!!(笑)


ダイコンと一緒に潜る海

講習初日、私はこのダイコンを腕につけて海に入りました。

高価な贈り物でもあるので、
「ちゃんと無事にライセンスを取らなければ」
という責任感も自然と湧いてきました。

腕につけた瞬間、思っていたよりも大きくて少し驚きました。

正直な第一印象は、
「でかい…!」でした。

同時に、
「ちゃんと使いこなせるかな」
「ライセンスは無事に取れるのかな」
「こんな高価な贈り物をいただいて、本当に続けられるかな」

そんな気持ちも少しだけよぎりました

でも、このダイコンと一緒に海に行くことを想像すると、
身が引き締まるような気持ちになりました。

Hさんが託してくれたダイコンと一緒に、
これから海に潜るんだと思うと、不思議と心強く感じます。

ダイコンは、潜っている時の情報を教えてくれるだけではありません。

海から上がった後も、

・まだ潜ってはいけない
・今は飛行機に乗ってはいけない

など、身体を守るための警告を教えてくれます。

実際に海で使うことで、
「ダイコンが命を守ってくれている」
という実感がひしひしと湧きました。

Hさん、本当にありがとうございました。
大切に使います。
そして、これからもたくさん海に潜りたいと思います。

   ダイコンには現在の深度や潜水時間など様々な情報が表示されます


このダイコンを腕につけて、
私は沖縄の海で講習を受けました。

そしてOWDを取得したあと、
次に潜った海が 伊豆の海 でした。

▶ OWD取得後、初めて潜った伊豆の海はこちら(準備中)

▶ 初心者ダイバーが一番驚いたこと(準備中)

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この記事を書いた人

はじめまして。
「ハコニワ」を運営している「うにくらげ」です。


50歳をきっかけに「やりたかったことをやってみよう」と思い、
ダイビングに挑戦しました。

このブログでは、

・ダイビング体験
・大人から始める趣味
・日々の小さな楽しみ

を、ゆっくり綴っています。

同じように
「今からでも遅くないかな」
と思っている方の背中を、そっと押せたら嬉しいです。

海と静かな時間が好きです。

よろしくお願いします。

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